産地だより 2021年11月

モスファームすずなり 広島農場

2021年11月
広島県安芸高田市 モスファームすずなり 広島農場(レタス)
代表生産者 柴田 尚秀さん

今回の産地だよりは、広島県安芸高田市でレタスを栽培している柴田尚秀さんをレポートします。

広島県でのレタスづくりを始めたきっかけ

柴田さんは、モスファームすずなり静岡農場の代表生産者を務めています。静岡県では、レタスの収穫は、11~4月と時期が限られていますが、春から秋もレタスの栽培ができるよう、昨年の2020年にモスファームすずなり広島農場を開設、広島県でレタスの栽培を始めました。

広大なレタスの畑

広大なレタスの畑

種まきから一か月後のレタス

種まきから一か月後のレタス

野菜づくりのこだわりと苦労

柴田さんに、『野菜づくりのこだわりと苦労したこと』についてお聞きしました。
柴田さんのこだわりは、『土づくりにこだわり、おいしいレタスを作る』ことでした。
たい肥と有機質肥料を入れて肥沃な土づくりを行い、化学肥料や農薬をできるだけ抑えることで、苦みのないおいしいレタスを作れるとのこと。すべてのレタスが「甘い!」といってもらえるよう、おいしくて、安全な野菜を作りたいと、野菜にかける熱い想いを聞かせていただきました。

また、栽培で苦労したことを伺いました。栽培の初年度は、虫や雨でとても苦労したとのことです。「何もない土地に作物ができて、虫が寄ってきてしまい、雨で防除ができなかった。」と、当時の苦労を教えていただきました。柴田さんは、雨にも負けず、風にも負けず、虫にも負けないよう、レタスの声を聞いて、様々な困難に対応できる農家になることを目標としています。広島県をレタスの産地にして、地元の皆さんに愛されるレタスを作りたいという想いで、日々、レタスと向き合っています。

レタスの芯を見て品質をチェック

レタスの芯を見て品質をチェック

収穫時の様子

収穫時の様子

柴田さんからのメッセージ(モスバーガーのお客さまに向けてのメッセージ)

柴田さんにモスバーガーのお客さまに向けて、ひとこといただきました。
「モスバーガーのレタスは、栽培方法はもちろんのこと、収穫時期にこだわりを持っています。レタスがふんわりした、おいしいタイミングを逃さずに収穫するのは難しいですが、そのこだわりを大切にしています。モスバーガーも最高においしいですが、ぜひレタスが入っているテリヤキバーガーや菜摘シリーズもお召しあがりください!」

*5月中旬から7月中旬、9月上旬から11月中旬まで、中国地区のモスバーガーの店舗に出荷されます。

モスファームすずなり 広島農場の皆さん

モスファームすずなり 広島農場の皆さん

Text by Akagawa