産地だより 2021年12月

モスファーム・サングレイス 静岡農場

2021年12月
静岡県菊川市 モスファーム・サングレイス 静岡農場(トマト)
代表生産者 薮崎 準さん

今回の産地だよりは、静岡県菊川市でトマトを栽培している協力農家さんの薮崎準さんをご紹介します。

栽培方法の特徴

モスファーム・サングレイス静岡農場では「ハイワイヤー誘因」と「隔離土耕」という方法でトマトを栽培しています。「ハイワイヤー誘因」は、紐を使い茎の先端を高い位置で管理する方法で、高さは通常の2倍ほどの4m近くになります。トマト全体が日光をたくさん浴びることができるため、おいしいトマトになるそうです。
「隔離土耕」とは大きなプランターのような仕組みで、土からくる病害虫を防げる他、土を使うので有機肥料を活用できる、土の栄養管理がしやすいなどの特徴があります。

ハウスの外観

ハウスの外観

ハイワイヤー誘因と隔離土耕栽培

ハイワイヤー誘因と隔離土耕栽培

野菜づくりのこだわり

「植物の生長に合わせた作業管理と季節に応じたハウス内の環境管理は、まさに油断大敵のひとことに尽きます」と薮崎さん。大玉トマトは非常に繊細な植物のため、適切な管理ができないとすぐに実に影響が出ます。
そのため「小さな変化を見逃さないために、毎日葉や茎を観察し、状態に合わせた栽培を常に心がけています」と教えてくれました。
そんな薮崎さんが目指すトマトは『大きくておいしいトマト』「元気な樹から採れるトマトは味もよく、大きなサイズになります。いつでもそういうトマトが採れるように、楽しみながら頑張り続けたいです」と答えてくれました。

トマトの摘葉の様子

トマトの摘葉の様子

収穫前日のトマト

収穫前日のトマト

薮崎さんからのメッセージ

薮崎さんにモスバーガーのお客さまに向けてひとこといただきました。
「ハンバーガーを通して、私たちのトマトを食べていただき、誠にありがとうございます。
これからも皆さんに愛され続けるモスバーガーをご提供するための、お手伝いをさせていただきます。私たちもそれに見合うトマトを出荷し続けられるよう、頑張っていきます!
私たちのトマトは、静岡県で11月~翌6月まで群馬県で6月~11月出荷していきますので、これからもよろしくお願いいたします!」

Text by Sato