株式会社モスフードサービスは、モスバーガー店舗で使用する「モスの生野菜」の安定調達や産地との協力体制強化を目指し、各地域の生産者と共同でモスファームを運営しています。

モスファームでは、温室効果ガス排出量を削減した野菜の生産を積極的に推進しており、この度「モスファーム信州」（長野県）と「モスファームすずなり」（静岡県）で生産するレタスについて、農林水産省が推進する「温室効果ガス削減の『見える化』ラベル」（愛称：みえるらべる）の星3つを取得しました。これは、2023年度の「モスファームすずなり 広島支店」（広島県）が生産したレタス（星1つ）の取得に続くものです。

各モスファームでは、従来から環境に配慮した農業の実践を目指し、地域特性に合わせた独自の工夫を凝らしています。「みえるらべる」は、こうした生産者の努力を「見える化」し、消費者に伝えることを目的とした取り組みです。
「みえるらべる」は生産段階における温室効果ガス排出量を算出し、地域の一般的な栽培方法と比較して、どれだけ排出を抑制できたのかを評価します。削減貢献率に応じて評価され、今回2つの農場で新たにラベルを取得したレタスは、地域の一般的な栽培方法と比較して温室効果ガス排出量を20%以上削減していることから、星3つのラベル表示となりました。

それぞれの農場からの出荷時期に合わせて、納品先のモスバーガー店舗では、店内に設置された野菜掲示板やPOPなどに、算定結果に応じた「みえるらべる」を掲示します。「みえるらべる」のレタスを使った「テリヤキバーガー」や「モス野菜バーガー」、サラダなどの商品を提供することで、お客様に環境にやさしい農業の取り組みを広く知っていただくことを目指しています。