感染症予防に関する取り組みとお知らせ
日頃よりモスバーガーをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。

この度の新型コロナウイルスに罹患された皆さまに心よりお見舞い申しあげます。
新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、私どもモスバーガーの取り組みについてお知らせいたします。
なお店舗では、急遽、休業や営業時間の変更および、メニューの一部を販売中止にする場合がございます。
お客さまにはご不便をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申しあげます。

詳細はこちらをご覧ください 「感染症予防に関する取り組みとお知らせ」

鹿児島県指宿市 株式会社 指宿やさいの王国 吉元 龍馬さん

鹿児島県指宿市 株式会社 指宿やさいの王国 吉元 龍馬さん

鹿児島の南端に、非常に元気のいい若い「農業軍団」があります。例えれば「ブルドーザー」。怖いものがないかのように突き進んでいます。疑問を持ったらとことん聞き、調べ、やりたいことは何でも試してみる。今月の産地だよりはそんな力強い「指宿やさいの王国」をレポートします。

風光明美な指宿

指宿(いぶすき)市は鹿児島県の薩摩半島最南端、鹿児島湾口に位置する花と緑に溢れた風光明美な町です。南は東シナ海に臨み中央部には九州一の大きな池田湖、南西部には標高924メートルの秀峰開聞岳、南部には南国ムード漂う長崎鼻、東部には潮の干満で陸続きになる知林ヶ島があります。最もよく知られているのは「天然砂むし温泉」ではないでしょうか。年間平均気温は、暖流の影響で約19度と高く温暖で亜熱帯的な気候のため、市内にはソテツが自生し、幸せを呼ぶ熱帯蝶のツマベニチョウが乱舞する北限の地でもあります。

そんな指宿市内から少し車を走らせるとすぐに丘陵の畑が広がります。9割以上が畑作。池田湖の水を利用した畑地かんがい施設が整備されて、温暖な気候を生かし、野菜・花・茶・畜産などを中心に多種類の農業が展開されています。

開聞岳をバックに畑が広がります

開聞岳をバックに畑が広がります

若き軍団

丘陵の畑の中を走ること15分。指宿やさいの王国の事務所に到着。王国メンバーは年齢17~24歳の総員12名です。そしてもともと農業と青果販売を行っていた吉元さんのお父さんとお母さんがしっかりサポートされています。今後の農業を考え、メンバーには修行目的で農家の息子さんを受け入れ、逞しく鍛えたあとに実家に戻し、地域の若手農業者を育てています。モスバーガーには現在キャベツを納めてもらっていますが、他にも、レタス、なす、かぼちゃ、オクラ、里芋 などなど、様々な作物を栽培しています。

若き指宿野菜の王国のメンバー

若き指宿野菜の王国のメンバー

キャベツ畑の様子を確認

キャベツ畑の様子を確認

順調に育っているキャベツ

順調に育っているキャベツ

リーフレタスも作っています

リーフレタスも作っています

東と西で大きく異なる土質

指宿のキャベツ畑を確認した後、東へ走りトンネルを抜けるとある綺麗な円錐形の成層火山、開聞岳が真正面に見えます。標高924メートル。俗称“薩摩富士”。その麓に広大な畑が広がります。畑に入ると足裏の感触がいつもと違うので、レタス葉をめくって土を見ると砂利と砂ばかり。先程見た指宿の畑は粘土質の重そうな土でしたが開聞へ少し走っただけのこの違いに驚かされます。指宿側は肥料持ちが良いのですが排水が良くない。それに対して開聞側は肥料がすぐに流れてしまうという真逆の畑です。
「肥料の量、質と種類、栽培時期作物の種類、品種、全てのことを総合的に考えています、特に、開聞の畑は肥料を追加するタイミングに、細心の注意を払わなくてなりません」と吉元さん。極めて繊細な栽培技術と経験を要する地域だと気づかされます。

キャベツ畑の後ろにはこんな形の山が・・

キャベツ畑の後ろにはこんな形の山が・・

畑の砂利

畑の砂利

次の挑戦

「3月に美味しい鹿児島の春タマネギをお店に届けられないだろうか?」ふとした時に話したモススタッフの一言が、吉元さんに火をつけてしまいました。夏の終わり頃興奮した声で電話がありました。「昔この辺りはタマネギを作っていたそうです。古い栽培資料も手に入れました」またその数日後「なかなか手配できなかった種子がようやく手に入ったので、まず今年やってみます!」との電話。躍動した声がたまりません。 10月末に苗の生育状況を見に行きましたが、苗の状態は順調です。11月から畑への苗植えを開始。来年2月頃の再訪問がとても楽しみです。3月の収穫まで、気の抜けない時間が続きますが、鹿児島発の春タマネギの美味しさは、その苦労を吹き飛ばしてくれると思います。
また、すでに次のチャレンジ検討にも入っています。それは「トマト」です。温泉熱、地熱発電所の温水を利用できないか。畜産が盛んなのでバイオマス利用も考えられる…等々。話していると話題が途切れることはありません。

玉ねぎの苗の状態を確認します

玉ねぎの苗の状態を確認します

地熱発電を利用したマンゴー栽培

地熱発電を利用したマンゴー栽培

南国特有の苦労

南国ならではの苦労や問題をお聞きしました。「ズバリ、草との戦いです!」とのことです。「今まで見たこともない草が最近増えてきたんです。温暖化の影響かもしれません。暖かいので、伸びるスピードも非常に速い。畑の中に草が増えれば、当然病気も増え、虫も増えます。畑の場所によって草の生え方も違います。それでもやはり除草剤は使いたくないですから、こまめな草取りや、草に強い野菜を植えたり、栽培時期を考えたり、色々と試行錯誤してやっています」と吉元さんは言います。
確かに畑には、モススタッフが今まで見たことのない草が生えていました。そんな畑を眺めていると、吉元さん達の苦悩と努力が伝わってきます。

畑の状態を確認する吉元さん

畑の状態を確認する吉元さん

今後の成長に期待

吉元さんのキャベツは、主に12月から6月頃まで、関西地区のモスバーガーに納品されています。冒頭「ブルドーザー」と例えましたが、正確にはまだまだ「ガラスのブルドーザー」だと感じています。「本物の頑丈なブルドーザー」に1日でも早くなってもらうように、モスバーガーも日々応援し続けていきます。そんな吉元さんのキャベツ、モスのお店で見つけたら、是非味わってみてください!

私達のキャベツを食べてください!

私達のキャベツを食べてください!