
授業の様子
モスの食育プログラムのオンライン授業では、子どもたちがモスの取り組みを例に食に関する社会問題を学ぶ機会を提供しています。
授業の成果として「地元の食材をつかっておいしい×(かける)○○なご当地バーガーを考えよう!」をモスのメンバーに向けて発表します。
2024年10月31日(木)に滋賀県近江八幡市立老蘇小学校の5年生と、モスバーガー近江八幡店、モスバーガーフォレオ大津一里山店、モスバーガーフレンドタウン日野店、エリアの営業担当者、東京本社をオンラインでつないで授業を行いました。
子どもたち24名は6グループに分かれ、それぞれ「地元の応援」「生産者の信頼」「めずらしさ」「インスタ映え」などをテーマに、協力してワークシートを完成させました。
ご当地バーガーのアイディアに選んだ食材は、地元のブランド牛である近江牛、近江八幡名物の赤こんにゃく、滋賀県オリジナル品種のいちご「みおしずく」、滋賀県産米「みずかがみ」、石寺町のれんこん、地元の和菓子屋さんの「でっちようかん」、琵琶湖で獲れた小鮎、地元産の信長ねぎ、レタスなど。
近江牛といちごが入ったハンバーグとシャキシャキとした食感がくせになるれんこんを挟んだ「ヘルシーバーガー」や、滋賀県とゆかりのある織田信長が染めたという説のある「赤こんにゃく」とコンソメ味の小鮎にレモンソースをかけためずらしいハンバーガーなど、さまざまなアイデアを提案してくれました。白や黒が一般的なこんにゃくも、この地域に住む子どもたちにとっては赤いのが当たり前で、発表を聞いたモスメンバーからは「食べたことがなかったけど、挑戦してみようかな」と声も上がりました。
モスメンバーから子どもたちへ「このハンバーガーはいくらで販売しますか」「赤こんにゃくってどんな味がしますか」「お米はおせんべいにして挟むのですか」「具材に選んだでっちようかんは、食べたことはありますか」など質問を交えながら、さらに良くなるアドバイスなどをお伝えしました。

アイデアが詰まった発表ワークシート
発表後の質問コーナーは、「ハンバーガーはどんな気持ちで作っていますか」「モスの商品づくりのこだわりは何ですか」「値段を決めるときに一番大切にしていることは何ですか」など、子どもたちからモスメンバーへ質問が止まらないほど盛り上がりました。

店舗でのアイデア展示
授業後には、子どもたちのアイデアをモスバーガー近江八幡店、モスバーガーフォレオ大津一里山店、モスバーガーフレンドタウン日野店の3店舗で期間限定展示し、たくさんの方にご覧いただきました。
こうした取り組みを通じて、子どもたちが食の大切さを学ぶ機会を継続的に提供しています。