
講演会の様子
2024年7月10日(水)に、モスバーガー会津喜多方店(福島県)の板橋真仁オーナーとモス本部担当者が福島県立南会津高等学校南郷校舎で行われた地域探究力養成講座の講師として招かれ、3年生の生徒16名と保護者や町役場の方、地域の方に向けて講演をしました。
南会津高等学校南郷校舎は、福島県のモスバーガーが2013年から毎年開催している「モスの産直野菜フェスタ」で使用している「南郷トマト」の生産地にある高校ですが、現3年生の16名が卒業することで閉校になることが決まっています。 生徒の皆さんは、過去にトマトの苗の定植や収穫といった農林業体験を行っていることから、南郷トマトに親しみがあるそうです。

1年生の時の農林業体験
今回の企画は、モスの産直野菜フェスタをご存じの先生より、南郷トマトがどのような評価を受けているかや、モスバーガーが南郷トマトを扱い始めた経緯などを生徒に伝えて欲しいというご依頼をいただき、実現することとなりました。
講演会当日は、生野菜の調達担当者から「モスの生野菜」へのこだわりや、モスの契約農家である「JA会津よつば南郷トマト生産組合」(福島県南会津郡)の南郷トマトを使用することになった経緯をお伝えしました。また、板橋オーナーや、該当エリアの営業担当者からはモスの産直野菜フェスタの様子やお客さまの反応、取り組みへの思いなどをお伝えしました。
生徒の皆さんからは「身近な南郷トマトが、どのように選ばれて売られているのかがわかった」「地元の特産品が評価されていることが嬉しかった」と、来場者の方からは「生徒が地域の魅力を改めて知る機会になったと思う」「産地と社会や流通などを生徒達が知る機会になり良かった」など多くの感想をいただきました。
こうした取り組みを通じて、学校の思い出とともに産地の魅力や地元食材の良さを感じる機会になることを願っています。