産地だより 2017年6月

茨城県結城郡八千代町 モスの産直野菜フェスタ茨城 八千代組合(レタス)専務 赤松 弘貴さん

2017年6月
茨城県結城郡八千代町
モスの産直野菜フェスタ茨城 八千代組合(レタス)
専務 赤松 弘貴さん

今年で4年目になる「モスの産直野菜フェスタ」(※)が始まりました。 今シーズンの第一弾は、茨城でレタスの収穫体験です。茨城県内のモスバーガー各店舗から29名が参加しました。全国で通算55回目、茨城では5回目となったこの企画をレポートしました。

  • ※「モスの産直野菜フェスタ」とは、ハンバーガーなどに使用するモスの生野菜をモスバーガーのスタッフが近隣の協力産地で収穫体験し、その産地のレタスやトマトなどを使用し、期間限定メニューを販売する企画です。

今回の「モスの産直野菜フェスタ」にご協力いただく協力農家さんは、モスバーガーのお店で使う、レタス、グリーンリーフ、キャベツを生産していただいている茨城県八千代町の八千代組合さんです。この日はモスバーガーの店舗スタッフを迎えるため、5時には準備されていました。

全員が朝6時に集まり朝礼

全員が朝6時に集まり朝礼

説明を聞くモスのスタッフ

説明を聞くモスのスタッフ

日がのぼりはじめると同時にレタスの収穫が始まりました。八千代組合の皆さんが、初参加の店舗スタッフにレタスの収穫の仕方を教えてくれます。いつもは収穫されたきれいなレタスが、当たり前のように店舗に納品されていますが、この日は、店舗スタッフ自らレタスを収穫し、コンテナに詰め込み、そしてトラックの荷台に運ぶまでの作業を行いました。

収穫体験の様子

収穫の指導をする八千代組合代表の増山さん

収穫の指導をする八千代組合代表の増山さん

教わりながら収穫するモスのスタッフ

教わりながら収穫するモスのスタッフ

収穫も少しずつ慣れてきました

収穫も少しずつ慣れてきました

収穫したレタスのコンテナをトラックへ

収穫したレタスのコンテナをトラックへ

店舗スタッフから一言

古河旭町店の三橋店長は、4年前の第1回目の収穫体験から参加しています。
「おいしいレタスを一人でも多くのお客さまに食べていただけるようお店に帰っても頑張ります!」と話してくれました。

三橋店長(左)と印出さん(右)

三橋店長(左)と印出さん(右)

八千代組合の赤松さん

この企画の打ち合わせから収穫体験まで、準備していただいた赤松さんの紹介をさせていただきます。
赤松さんは八千代組合に入社して8年目になります。転職して、まさに畑違いの仕事だったので、しばらくは苦労されていたようです。
まずは言葉の違いだったそうです。「ビニールとマルチ」(マルチは主に雑草を抑制するためなどに使用)、「圃場と農場」(農場の方は、農業を経営するのに必要な設備と広さを持つ一定の場所を指し、広範囲な意味)の違いなどがわからず、農家さんの畑の場所に迷って時間に遅れ、怒られたこともあったとのことです。しかし少しずつ農家さんの苦労を知り、おいしい野菜がとれたときは、教えていただいた農家さんと一緒に喜べるようになりました。とにかく農家さんとの日々のコミュニケーションが大切だと思っているそうです。

八千代組合 赤松専務

八千代組合 赤松専務

モスのスタッフに生育状況を説明する赤松さん

モスのスタッフに生育状況を説明する赤松さん

赤松さんから一言

今回はグリーンストーンという大きくて葉肉が厚く、またシャキシャキ感があるハンバーガーに適した品種です。日頃から安全・安心な野菜を提供することが一番大切だと思って作っていますので、モスバーガーのお客さまには、安心しておいしく食べていただきたいと思っています。

Text by matsuse